@article{oai:fujijoshi.repo.nii.ac.jp:00001509, author = {鴨志田, 麻実子 and 加藤, 士雄 and 橋本, 伸也 and KAMOSIDA, Mamiko and KATO, Norio and HASHIMOTO, Nobuya}, issue = {1}, journal = {藤女子大学QOL研究所紀要, The Bulletin of Studies on QOL and Well-Being}, month = {Mar}, note = {高度医療の発展に伴い人工呼吸器により延命される患者が増えている。急性期を脱しながらも人工呼吸管理を必要とする場合、重症患者を受け入れるPost-ICU の役割が重要になる。 札幌市内のH病院は全国でも希少な人工呼吸センターとして開設され、Post-ICU の役割を担い、気管切開した状態の患者の人工呼吸器からの離脱や、基本動作能力の維持・向上を図っている。本研究ではH病院のPost-ICU における転帰等の実状を調査し、ADL を中心としたアプローチのあり方を検討することを目的に調査を行った。開院から現在までの約10年間の全入院患者921例中、気管切開された長期人工呼吸患者でリハビリテーションが処方された506例を対象に調査したところ、平均年齢72.8±14.3歳、在院日数403.0±573.3日であった。転帰は、自宅退院1.2%、転院44.5%、死亡54.3%であり、人工呼吸器から離脱しかつ転院した患者は130例であった。130名中、意識レベルと基本動作能力ともに低下した患者は殆どおらず、ほぼ全員の基本動作能力が向上していた。また、入院時の基本動作能力の状態が低い患者でも、入院生活の中で改善傾向を示しており、人工呼吸器からの離脱が困難な場合でもリハビリテーションアプローチの必要性が示唆された。}, pages = {121--134}, title = {長期人工呼吸器患者のPost-ICUにおける実状:ADL 向上に向けたアプローチ}, volume = {10}, year = {2015}, yomi = {カモシダ, マミコ and カトウ, ノリオ and ハシモト, ノブヤ} }