@article{oai:fujijoshi.repo.nii.ac.jp:00001519, author = {佐藤, 亜沙実}, issue = {11}, journal = {家庭科・家政教育研究, JOURNAL OF HOME ECONOMICS EDUCATION}, month = {Dec}, note = {北海道白老町S 私立高校料理部は同好会として,週に1回,学校の調理室で2時間程度の活動 をしている。部員は平成25 年度2年生4名,平成26 年度に新1年生が2名入部し,6名である。 生徒達の家庭での料理体験は乏しい。ガスの取り扱い方,調理用具の名称,食材の名前や特徴か ら指導が必要であった。「自分のためそして家族のために,将来自立した際に,安く簡単に作れ る料理」を目標に,学校で作った料理は家庭でもう一度作り家族と食べるように指導している。 学内で同好会としての活動を地道に続けていたところ,平成25 年5月中旬,白老地区青 少年育成委員会および白老町教育委員会から,通学合宿《しらおいっ子の宿》「夕食指導」 の依頼を受けた。 通学合宿とは,子ども達が家庭から離れ,公民館などの社会教育施設に一定期間宿泊しな がら通学する取り組みである。炊事や洗濯,掃除など,身の回りの日常生活に関わることを 子ども達が協力して行うことにより,日常生活の技能や自立心,協調性を高めるとともに, 望ましい生活習慣の定着を図ることを目的としている。その始まりは,福岡県庄内市におい て昭和58 年に実施された「通学キャンプ」であると言われており,平成13 年度の国庫補助事 業「余裕教室を活用した地域ふれあい交流事業」の活動メニューとなったことなどから全国 に広がった1)。北海道では,北海道教育委員会が平成23 年度から「望ましい生活習慣定着推 進事業『通学合宿』モデル事業」を推進していることもあり,実施市町村数が増え,平成23 年度42 市町村,平成24 年度46 市町村,平成25 年度52 市町村と全道に広がりつつある。 通学合宿《しらおいっ子の宿》は,白老町付近の3校の小学4年生~6年生を対象とし, 町のコミュニティセンターにて2泊3日で実施される。そのプログラムの中で,S 高校料 理部は夕食の準備から後片付けまでの時間を担当することとなった。 本稿は,平成25 年度および26 年度に実施した通学合宿《しらおいっ子の宿》における 北海道白老町S 私立高校料理部による夕食指導の実践報告である。}, pages = {13--21}, title = {通学合宿《しらおいっ子の宿》料理部の夕食指導を終えて}, year = {2016} }