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女子大学生の家族観 : 本学人間生活学科女子学生の場合
https://fujijoshi.repo.nii.ac.jp/records/1518
https://fujijoshi.repo.nii.ac.jp/records/15182179c2db-c037-4382-8c9a-6a23ffb6151f
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-03-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 女子大学生の家族観 : 本学人間生活学科女子学生の場合 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
沼田, 美由紀
× 沼田, 美由紀 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 1998 年告示された新学習指導要領以降,家庭科ではどの学校段階においても「家族」に 関する学習を重要視するようになっている。小学校では,家族の一員として家庭生活を大切 にする心情を育むこと,中学校では,自分の成長と家族のかかわりに関心をもち,家族関係 をよりよくする方法を考える。高等学校では,家族・家庭の意義とともに,家族・家庭が社 会との関わりの中で機能していることを理解し,家族が互いに協力して生活を創造してい こうとする意欲へつなげることが目標とされている1)。とくに今回(2010 年)の学習指導 要領改訂にあたっては,少子高齢化や家族の機能が十分に果たされていないといった社会 状況に対応して,家族と家庭に関する教育をさらに重視する方針が出された。 学校教育において「家族」に関する様々な内容を総合的に学習するのは家庭科である。で は,小,中,高等学校を通じて家庭科を履修してきた大学生はどのような家族観をもっている のであろうか。大学生の家族観に関してはいくつかの先行研究がある。綿引・横道(1997) は自分の育った家庭環境や家族関係が大学生の家族観にどのように影響を与えているのか を検討することにより,家族に関する教育への示唆を得ることを目的とした2)。鈴木(2003) は小学校で家庭科を担当する可能性のある大学生が,自らの家族・家族観と向き合う機会に なるように試みた授業の経過と題材について報告している3)。藤田(1987)は女子大学生に 対して「私の家庭と10 年後の私」という題で作文を書かせ,それをもとに家庭観や結婚観 などについてまとめている4)。岡田・入江(2006)は大学生を対象にその家族観についてア ンケート調査を実施し,男女共通に家庭科で身に付けたい力として家族関係を重視し,その ための教材開発・授業改善の必要性を指摘している5)。 これらの先行研究では,家族機能や家庭生活の意義といった学習が家庭科では不足して いることを指摘し,家族関係の学習を積極的にすべきとの提案をしてはいるものの,なぜそ れらの学習がなされていないのかの分析までは至っていない。この点に関して,筆者は家庭 科において家族の社会的機能についての学習が不十分,またはなされていない状況を反映 しているとの仮説をたてた。本稿は,本学人間生活学科の女子学生が「家族と社会」の授業 を受講するにあたり,前もってどのような家族観をもっているのかを調査したので,その 結果について報告する。 |
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書誌情報 |
家庭科・家政教育研究 en : JOURNAL OF HOME ECONOMICS EDUCATION 号 11, p. 3-9, 発行日 2016-12-01 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 藤女子大学家庭科・家政教育研究会 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1880-7321 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12179369 | |||||
論文ID(NAID) | ||||||
識別子タイプ | NAID | |||||
関連識別子 | 40021112674 |